2007/01/12 例会 映画鑑賞会 久留米Tジョイにて
「武士の一分」 2006年 日本 121分
監督: 山田洋次
製作: 久松猛朗
プロデューサー:深澤宏・山本一郎
製作総指揮:迫本淳一
原作: 藤沢周平
脚本: 山田洋次・平松恵美子・山本一郎
撮影: 長沼六男
音楽: 富田勲
出演: 木村拓哉 左時枝
壇れい 大地康雄
笹野高史 緒形拳
小林稔侍 桃井かおり
綾田俊樹 板東三津五郎
近藤公園
岡本信人
山田洋次監督による「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に続く藤沢周平原作時代劇の第3弾。
小藩の下級武士である主人公が、妻とのつましくも幸せな生活を踏みにじられたとき、一人の男としての尊厳を懸け毅然と立ち上がる姿を描く。
主演は木村拓哉、共演に宝塚出身でこれがスクリーンデビューとなる檀れい。
三村新之丞は東北の小藩に仕える三十石の下級武士。剣術の覚えもあり、藩校でも秀才と言われながら、
現在の勤めは毒味役。張り合いのない役目に不満を持ちながらも、美しく気立てのいい妻・加代とつましくも笑いの絶えない平和な日々を送っていた。 ところが、そんな平穏な生活が一変してしまう。貝の毒にあたった新之丞が、一命は取り留めたものの失明してしまったのだ。
絶望し、自ら命を絶とうとする新之丞を、加代は懸命に思い留まらせるのだった。
しかし、武士としての勤めを果たせなくなった以上、藩の沙汰次第では生きていくことも叶わない。
そこで加代は、嫁入り前からの顔見知りだった上級武士の島田藤弥に相談を持ちかけるのだったが…。
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