2007/01/12  例会    

       「ドライビング Miss デイジー」 1989年 アメリカ   99分
 

    監督: ブルース・ベレスフォード
    製作: リチャード・D・ザナック  リリ・フィニー・ザナック
    原作:アルフレッド・ウーリー
    脚本:アルフレッド・ウーリー
    撮影: ピーター・ジェームス
    音楽: ハンス・ジマー

    出演: ジェシカ・タンディ
        モーガン・フリーマン
        ダン・エイクロイド
        パティ・ルポーン

    1948年、夏。長年勤めた教職を退いたデイジーは未亡人。
    まだまだ元気いっぱいの彼女だったが、寄る年波には勝てず、ある日運転中にあやうく大事故を引き起こしかける。
    無くなった父の跡を継いで会社の社長となっていた息子のブーリーは、そんな母の身を案じ、専用の運転手を雇うことにした……。
    この作品は、主人公の老女デイジーと、初老のベテラン黒人運転手ホークとの友情を描いたものだが、
    その出来は余りにも偏ったものとなっている。
    まあ時代という事もあるのかもしれないが、完全に白人側の視点で語られたこの物語を“友情”として描くということで、
    白人にはいかに物事を自分たち中心に考える者が多いのかがよくわかる。

    1989年 アカデミー賞   主演女優賞・脚色賞・メイクアップ賞 受賞

  
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